アクセス
成田空港のゲートの手前左側に位置する側高神社は、通勤者以外の人通りが少ない静かな場所にあります。道路から一段高い場所にあるため、車で通るだけでは社殿が見えにくい特徴があります。アクセスは空港第2ビル駅からの徒歩約12分や、【成田空港第3ターミナルから徒歩5分】、成田東武ホテルエアポートから徒歩3分で行き来できます!第1・第2ターミナルからは無料のターミナル連絡バスを利用して第3ターミナルへの行き来は出来ますのでそれを利用すれば行ける幅は広げられますね!
“駐車場はありません”のでご注意下さい、成田空港に入るゲート前なので一回路肩に停めて~みたいなのもオススメしません、目の前に警察官や警備員がいらっしゃいますので…。
特徴
「側高神社」は香取神宮の摂社で、「側鷹神社」の表示が拝殿の頭上に掲げられています。かつてこの地域では「鷹」を神聖視しており、その名残として捕獲が禁じられていたんだとか。「側高神社」の名前には謎が多く、石塔には「側高神社」と刻まれていますが、拝殿の掲額は「側鷹神社」となっており、正確なご祭神や名前が不明瞭です。一説には「鷹」が正しいとされていますが…側高神社(千葉県香取市)にある方が本家みたいですね~
行事と祭り
側高神社では「取香の三番叟」と呼ばれる行事が行われています。この行事は、歌舞伎の三番叟に起源を持ち、白髭の翁、冠の千歳、黒面のデク(三番叟)が五穀豊穣を願い舞う郷土民俗芸能です。お面の箱書きには天保11年(1840年)の起源が示されています。
庚申塚
庚申塚には安政五年(1858年)と記され、移設される前は道標として機能していた可能性があります。神社の遷座は昭和48年に東関東自動車道の工事に伴って行われました。
石尊大権現と謎めいた要素
石尊大権現には左右に「大天狗」「小天狗」と彫られており、その意味については不明瞭です。神社全体が謎に包まれ、解明が難しい要素が多く存在します。
まとめ
側高神社にはおみくじや社務所がないため、気軽な参拝ができる場所ではありますが、祈りの際には心の中で祈る形となりますが、それでも立派な鳥居があり、静かな場所での祈りに適しています。本殿も立派な造りであり、その趣は訪れる者を引き込むものがあります。成田空港での待ち時間や、旅の前に心を落ち着かせたい時に、香取神宮にゆかりのある神社として、「側高神社」を訪れてみてはいかがでしょうか!
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