成田市に位置する新生成田市場が、令和4年1月20日に開場しました。約9.3ヘクタールの広大な敷地面積を有し、東京ドーム2個分の広さを誇ります。この新市場は、成田空港に隣接する天神峰地区に立地しており、食品の流通に最適な立地条件が整っています。
【特徴】
日本初の輸出拠点として注目を集めています。現在整備が進められている圏央道や東関東自動車道のインターチェンジに近いことから、農水産物の加工や海外への輸出に必要な手続きを市場内で完結することができます。これにより、より簡単に、より新鮮な農水産物を海外に輸出することが可能です。
水産・青果棟や高機能物流棟があり、従来の開放型施設から衛生管理が徹底された閉鎖型施設となっており、特に水産棟は低温管理機能が施され、商品を鮮度の高い状態で保つことができます。これにより、より安全・安心な食材を提供することが可能です。高機能物流棟内には、加工エリア、冷蔵・冷凍エリア、ワンストップ輸出エリア、輸出加工エリアがあり、これらのエリアで農水産物の輸出に必要な手続きを一貫して行うことができ、朝に収穫された農水産物がその日のうちに海外の店舗に並ぶなど、迅速で効率的な輸出が可能です。また各売り場の様子を見ながら市場の役割を学ぶことができる見学コースが整備されています。団体での見学を希望する場合は、卸売市場までお問い合わせください。